【受ける側の気持ち】OBOG訪問を社会人として引き受けた私が思う事4選

アイキャッチ OBOG訪問

こんにちは、はたてです!

就活を進めていく上でOBOG訪問が大切である事は皆さん重々承知していると思います。

実際、本当に大切な作業ですよ。

そんな重要な作業ですからネットにはOBOG訪問に関する情報が沢山載っています。

マナーの話や質問リスト、服装など様々な情報が紹介されていますよね。

しかし一方で、訪問を受ける側の社会人がOBOG訪問に対してどのような気持ちを抱いているのかについて記載しているサイトは少ないのではないでしょうか。

なので今回は複数人のOBOG訪問を引き受けた経験のある私が、訪問を受ける側の立場になって感じた就活生にやってほしい事やってほしくない事を合わせて4つ紹介します。

この記事はこんな方にお勧め
  • OBOG訪問に対する社会人側の意見を知りたい人

先ずはOBOG訪問を行う上で就活生にやってほしい事を紹介します。

私が引き受けた時に、これはやってもらって嬉しかったなと感じる事が2つありました。

①事前に質問内容を連絡する

スマートフォンとビックリマーク

事前に質問内容を連絡してもらえなくても対応する事は可能です。

しかし事前に連絡してもらった方が、こちらも回答を用意しやすかったですね。

質問によっては思い出さないと話せない事もあるので、事前に連絡してもらえると相応の回答を準備する事が出来ます。

また我々社会人も就活を経験しているので、少なからず依頼してくれた就活生の就活が上手く進んでくれるよう応援しています。

なので事前に質問内容を連絡してもらってこちらに考える時間を与えてくれれば、単純に回答を考えるだけでなく、「どのような話をすれば就活が進めやすくなるかな」と就活生の為になる回答を考えてくれると思いますよ。

私も当時依頼してくれた就活生にちゃんとその意図が伝わったか分かりませんが、少しでも就活が進めやすくなるような回答を意識していました。

注意点

事前連絡は2日前迄に

基本的には遅くとも当日の2日前迄に質問事項を連絡してほしいです。

前日が休日であれば1日前でもいいですが、平日の場合だと仕事終わりの夜遅くから質問に対する回答を考えなければならないので殆ど時間がありません。

2日前であれば通勤時間やお昼の時間に回答が考えられるので、こちらも十分な準備が出来ます。

私の経験

私がこれを聞かれたら思い出さないと話せないなと思う質問は以下の通りです。

  • 仕事を通じてやりがいを感じた事
  • 1番大変だった仕事
  • 入社前後で感じたギャップ
  • 失敗談
  • 仕事を行う上で大切にしている事 などなど

基本的に自分の過去に関する特定の事項を説明しなければならないような質問は、事前に連絡をしてもらった方が正確に思い出せるのでこちらも有り難いですね。

②実施後のお礼メール

手のひらにメールのアイコンを乗せる人

終わった後にお礼メールを貰えると嬉しいですね。

私個人としてはお礼メールが無くても良いのですが、やはり貰えるとそれはそれで嬉しいです。

どのような文面を送ればいいのか気になる方もいると思います。

私はそこまで文面には拘らなくてもいいと思いますよ。お礼メールを送信してくれたという行為だけで十分ですから。

はたて
はたて

面談のお礼話の中で印象に残った事の2つを最低でも記載していればOKです!

次にOBOG訪問を行う上で就活生にやってほしくない事を紹介します。

私が引き受けた時に、この行動はあまり印象が良くないなと感じる事が2つありました。

①候補日を平日日中に指定する

月火水木金と記載されたブロック

候補日を平日の日中に指定するのは避けてください。

これは本当に注意しなければならない事だと私は思います。

私が対応した就活生も何人か平日日中に候補日を指定したので、このような行動をする就活生は一定数いるのではないかと思います。

大前提ですが、多くの社会人は平日日中働いています。

9:00から18:00までは働いていると認識してください。

業界的に平日休みがあるならいいですが、土日祝日休みを基本とする社会人に対して候補日を提示する場合、平日日中は絶対に避けましょう。

学生側としては空いている日程だから候補日に含めているのだと思いますが、社会人の方と生活リズムが違いますからね。

私の場合、別にこのような対応をされて全く怒りはしませんが、この就活生は社会人側の目線に立って考えてくれているのかなと少し心配になります。

候補日を調整する場合は以下の2つの方法がお勧めです。

  1. 候補日を土日祝日に限定する
  2. 社会人側から候補日を提示してもらうよう依頼する

1つ目の方法で就活生側から候補日を提示すれば問題無く調整出来るでしょう。後は社会人側の予定が空いているかどうかですからね。

2つ目の方法でもOKです。

「OBOG訪問をお願いする就活生の立場から社会人側に候補日提示を依頼したら失礼ではないのか?」と懸念されるかもしれませんが、そこは気にしなくて大丈夫です。

社会人側の都合を基準に日程を検討する事が出来ますからね。

実際、私も2つ目の方法で就活生から候補日提示を依頼された事はありますが、「私の都合で日程が決められてラッキー」くらいにしか思っていません。

「この就活生は失礼だな」みたいな事は微塵にも思っていなかったですよ。

②調べれば分かる質問をする

スマートフォンを操作する女性

就活生がどのような質問をしてくるかで、社会人側はその就活生がどれだけ企業分析出来ているのかある程度想像出来ます。

私も質問を受ける中で「よくそんな細かい事まで知っているな!凄いなこの就活生は!」と思う事が何度もありました。

一方で「その質問を今日のOBOG訪問で聞くのは時間が勿体無くないか?」と思う事もありました。

特にそのように思ったのはWeb等で調べれば答えが分かるような質問を受けた時です。

Webで調べれば分かる内容なのにその質問で時間を使ってしまっては、就活生側も社会人側も貴重な時間が勿体無いですよね。

なので極力そのような質問は避けるようにしてください。

質問を受ける社会人としても「この就活生はあまり企業分析が進んでいないのかな?」と感じてしまいます。

OBOG訪問が今後の本選考に深く関わる場合は、マイナスに捉えられてしまう可能性が高いので注意しましょう。

例えば志望企業の強みについて質問したい場合、どちらの方が良い質問と言えるでしょうか。

  1. 貴社の強みは何か教えてください。
  2. 貴社には様々な特徴がある中、多角的な事業形態、高い海外売上比率、グループ会社の豊富さ、以上3点が特に強みであると認識しています。その中でも特に貴社の強みとして取り上げるなら、どの特徴が当て嵌まるのでしょうか。

明らかに2つ目の質問ですよね。

どちらも志望企業の強みに関して質問していますが、2つ目の質問はある程度自分で調べた内容を踏まえて、より1歩深い質問が出来ています。

1つ目の質問は企業の統合報告書を調べれば分かりそうな内容です。

このように分かりやすく目で見て比較出来るようにすると、「いや、そんな調べれば分かるような質問を自分はしないよ」と思うかもしれません。

しかし実際に私もこのような質問を受けた事があります。

なので本当に自分がそのような質問をしていないか、OBOGへ質問リストを送る前に改めて質問内容を確認しておく事をお勧めしますよ。

今回はOBOG訪問を引き受けた経験のある私が、訪問を受ける側の立場になって感じた就活生にやってほしい事やってほしくない事を合わせて4つ紹介しました。

ポイントをまとめますと、以下の通りです。

まとめ
  • やってほしい事
    • 事前に質問内容を連絡
    • 訪問実施後のお礼メール
  • やってほしくない事
    • 平日日中を候補日に設定
    • 調べれば分かる質問する

あくまで私の1意見ではありますが、OBOG訪問をされる側の人間はこのように思っていますので是非参考にしてください。

OBOG訪問を実施したくても方法が分からない方はキャリアセンターの活用がお勧めです。

キャリアセンターの職員の方がサポートしてくれるので相談してみるといいですよ。

その他、キャリアセンターのおすすめポイントを以下の記事にまとめていますので、こちらも参考にしてください。

また社会人になったからこそ気づいた、OBOG訪問で就活生に聞いてほしい質問、聞かなくても困らない質問をまとめました。

社会人になって自分の会社の実態をより深く知るようになった事で、「今の就活生がOBOG訪問でこんな質問が出来たら就活を上手く進められるのではないか?」と思う事があります。

訪問当日にどのような質問をしようか迷っている方がいれば、是非以下の記事を参考にしてください。

OBOG訪問を上手く活用して、自分の就活をどんどん進めていきましょう!