こんにちは、はたてです!
皆さん面接お疲れ様でした!
練習の成果を本番で発揮する事は出来ましたか?
慣れない企業の方との面接を終えてホッと一息つきたいところではありますが、ここで気を抜いてはいけません。
内定獲得へ近づく為には面接後の行動が非常に重要となりますよ。
特に皆さんにやって頂きたいのは振り返りです。
当日の面接が上手くいっても、そうでなくても必ず振り返りの時間は設けるようにしてください。
もし本番であまり上手くいかなかった場合は、次の面接に向けて振り返りの必要性を感じるでしょう。
しかし、「今日の面接は上手くいった!!」と手応えを実感した場合は、振り返りをサボってしまう事が多いのではないでしょうか。
そして志望企業から落選の連絡が来て、「なんであんなに盛り上がっていたのに落ちたの!?」と困惑してしまう。
皆さんはこんな経験ありませんか??
もし身に覚えのある人は、この記事を読んだ後から直ぐに直近実施した面接に関する振り返りの時間を設けましょう。
今回はそんな面接後の振り返りに関して、私が実際に行っていた内容を7つ紹介します。
是非、皆さんの振り返りの作業の参考にしてください。
なぜ面接で盛り上がったのに落ちてしまうのか
面接は雰囲気によってやりやすい、やりにくいという感覚がありますが、特に面接官との会話が弾んで雰囲気が盛り上がっている状態は非常にやりやすいですよね。
そのような面接が出来れば手ごたえも感じられるので、「これは受かった!」と思う気持ちも分かります。
しかしこのような考え方は間違いである事を先ずは理解してください。
「面接が盛り上がる=選考通過」という公式に必ずなるとは限りません。
なぜなら以下のような3つの理由が考えられるからです。
1.実は面接官側は盛り上がっていると感じていないから
そもそも“面接が盛り上がった“というのは就活生側が判断して感じた事ですよね。
面接官も一緒になって本当に盛り上がっていたのかどうかは正確には分かりません。
なのでもしかしたら就活生側だけが思っているだけで、実は面接官側としては当日の面接が盛り上がっていないと判断している可能性もあります。
2.面接官のノリが良いから
単純に面接官の性格的にノリが良い人だっただけの可能性があります。
このような場合は自分に限らず、他の就活生との面接でも盛り上がっている可能性があります。
なのでたとえ自分の面接が盛り上がっていたとしても、それが選考通過に繋がるとは限らないでしょう。
若い面接官ほど就活生との距離感が近く、ノリが良い傾向にあるので気をつけましょう。
3.面接官が場の雰囲気を盛り上げようとしてくれているから
企業の中には全然会話を盛り上げてくれない面接官がいます。
しかし一方で就活生の緊張をほぐす事や自社の志望度を高めてもらう事を目的に、面接の雰囲気を盛り上げようとしてくれる面接官もいます。
このような場合も自分の面接に限らず、他の就活生との面接でも盛り上がっている可能性が高いので、盛り上がりの度合いで面接合否の判断をするのは難しいですよね。
盛り上がった面接で通過しない場合があるのなら、逆に当日盛り上がらなかった面接でも通過する場合はあるのかと疑問に思う方はいると思います。
私の経験上、面接が盛り上がらなくても通過出来た事例はあります。
面接の雰囲気としては全然盛り上がらず、面接官からの質問を受けて自分が淡々と回答するような場合でも通過する事は出来ました。
特に最終面接に近いほど面接官の年次が上がり、淡々とした面接になる傾向があります。
なのでたとえ面接自体が盛り上がらなくても、絶対に諦めず最後までやり切ってくださいね!
盛り上がらないから「この企業は落選した」と思って面接中に諦めてしまうのが1番勿体無いですよ!
面接後の振り返りが必要な理由
面接が終わったら上手く出来たと思っても、そうでなくても必ず振り返りをする事をお勧めします。
面接当時の記憶が鮮明のうちにやるのが効果的なので、面接終了後になるべく早くやるようにしましょう。
「振り返りなんて面倒くさい!!」と思う方も沢山いるでしょう。
私もこのような記事を書いていますが、就活生当時は振り返りが面倒くさいと思っていました。
それでも、この振り返りの作業が内定獲得にグッと近づく事が出来たと実感しているので、是非皆さんも振り返りが面倒に思っていても実施するようにしてください。
私が振り返りが必要であると考える理由は主に2つあります。
1.冷静に面接当時の自分を振り返る事が出来る
面接後に振り返りを行うと面接当時は何も違和感無く回答していた内容も、「あれ?この回答はおかしいんじゃないか?」と改めて疑問に思う事があります。
例えば、面接官からの質問と自分の回答がズレていたとか、改めて考えてみるともっと良い回答があったとか、振り返る事で面接当時の自分の行動に対する違和感を見つける事が出来るかもしれません。
そのような違和感を感じてしまうのは人それぞれ様々な要因があるでしょう。
私は特に「緊張」と「面接官の質問から回答までの制限時間の短さ」が多くの方の要因として当て嵌まるのではないかと思います。
「まだ面接に慣れていなくて緊張してしまい、全然良い回答が出来なかった。」
「面接官から質問を受けてじっくり回答内容を考えることが出来ず、焦ってパッと思いついた事を回答してしまった。」
そんな経験はありませんか??
そのような方は特に振り返りの時間を設ける事で、緊張や制限時間を気にせずに改めて面接当時の自分を振り返る事が出来ますよ。
2.面接に関する自分の傾向を掴む事が出来る
面接を終えて振り返りを行う習慣を複数回実施する事で、面接に関する自分の傾向を掴む事が出来るようになります。
それは良い点、悪い点どちらもそうです。
良い点は強みとして今後の面接でも積極的に活用していこうと思えますし、逆に悪い点は弱みとして次回の面接までに改善しなければならないと気付く事が出来ますよね。
特に弱みの傾向を掴む事が出来たらチャンスです。
その弱みを改善するだけで自分の面接力を向上させる事が出来るので、内定獲得に近づく事が出来るでしょう。
面接後にやるべき振り返り事項7選
それでは本題の面接後にやるべき振り返り事項について7つ紹介します。
就活生誰しもが実践出来る内容なので、是非1つでも多くの事項を真似してください。
1.質問内容と回答内容をメモ
面接後の行動としてこの作業が1番大切です。
面接が終わったら直ぐに面接官から聞かれた質問内容と自分の回答内容をメモしましょう。
なぜならこれら2つの内容は今後の面接対策を行う為の超重要な情報になるからです。
それぞれ以下にて詳細を説明します。
○面接官からの質問内容をメモする理由
面接官からの質問内容をメモする理由は、ズバリ深掘り質問の対策をする為に必要だからです。
深掘り質問とは、簡単に言うと「面接官からの質問に対して自分が回答し、更に面接官からその回答に対して聞かれる質問」です。
深掘り質問に関する具体的なイメージは以下の記事で紹介しているので是非ご覧ください!
そもそも皆さんは面接の質問対策をどのような方法で実施しているでしょうか?
簡単に思いつく方法としては書籍で紹介されている頻出質問リストを参考にしたり、就活サイトに掲載されている諸先輩方が過去に聞かれた質問を参考にしたり等があるでしょうか。
しかしそれらの方法で収集出来る情報では対策出来ない質問があります。
それが深掘り質問です。
なぜ書籍やネットの情報では深掘り質問が対策出来ないのか。
それは書籍等で紹介されている質問は多くの就活生に当て嵌まる面接で一般的に聞かれる質問しか掲載されていないからです。
深掘り質問とは先程説明した通り自分の回答に対して面接官が質問するので、その質問は就活生の誰もが聞かれる一般的な内容である訳がないですよね。
一般的ではない特殊な質問が面接官から聞かれる事があるでしょう。
なので書籍やネットの情報では対策しきれない事態が発生してしまいます。
「では深掘り質問の対策はどうすればいいのか?」と不安に思う方にお勧めなのが、この実際の面接で面接官から聞かれた質問内容をメモする事です。
なぜこの方法が深掘り質問の対策に繋がるのか。
それは私の経験談として、1度とある企業で聞かれた深掘り質問の多くは他の企業でも聞かれる事が多い傾向にあるからです。
面接の回数を重ねていくと、とある企業で自分の回答に対して深掘りをされた時に、「それ別の企業でも同じ質問を聞かれたな~」と思う事が何度もありました。
なので面接の都度、面接官からの質問内容をメモしてストックしておくことで、深掘り質問の対策に繋がるという訳なのです。
地道な作業ではありますが継続すればする程、より精度の高い対策が出来るようになりますよ。
○自分の回答内容をメモする理由
自分の回答内容をメモする理由は、自分の話した内容を忘れないようにする為という非常にシンプルな目的です。
とはいえ、この目的も結構大切なんですよ。
大学3年の3月以降になると本選考に関する情報が本格的に解禁されるので、本選考の面接もこの頃から一気に始まります。
短い期間に沢山の面接を実施する事になるでしょう。
そうなると、どの企業でどのように回答したのかごちゃ混ぜになってしまう危険があるのです。
どんな企業でも全ての質問に対して、同じ回答をする方針の方はあまりこの観点は気にしなくてもいいかもしれません。
しかし企業毎に強みの内容やガクチカの内容等を変更している方は、どの企業で何の話をしたのか段々と分からなくなってきます。
このような状況になった時、1番避けたいのは前回の面接と回答内容が異なってしまうケースです。
例えば1次面接で自分の強みを「傾聴力」と主張していた中で、2次面接の時に自分の強みを「リーダーシップ」と主張してしまうと、企業側としては就活生の強みがどっちなのか分からなくなってしまいます。
一貫性のある回答になっていないので、評価にも影響が出るかもしれません。
単純な記憶違いなだけで自分の評価を落としてしまっては勿体無いですよね。
なので、面接が終わったら自分の回答内容を必ずメモするようにしてください。
また、この行動は本選考の時期にだけ当て嵌まる訳ではありません。
インターン等、本選考以外の面接での回答もメモする必要があります。
企業側がインターン選考の面接で就活生が話していた事をきちんと記録していた場合、本選考の場でインターン選考の時と全く異なる話をしてしまうと、こちらも一貫性のある回答になっていないと認識されてしまう可能性があります。
しかし先程説明した本選考内で回答が異なる場合とは違い、インターン選考の時と本選考の時で回答内容が変わる事自体はそれ程問題ではありません。
インターン選考からある程度時間が経って本選考を迎えるので、その間に気持ちの変化が生じる事もありますからね。
なので例えば、強みについて傾聴力からリーダーシップへ変化するような事があってもいいと思います。
気をつけなければならないのは、インターン選考の時と本選考の時とで回答内容が異なる事をちゃんと自覚している必要があるという事です。
もし本選考の時に面接官から「インターン選考の時とは強みの内容が違うね?何で変わったの?」みたいな深掘りがあった場合、上手く回答できないと一貫性の無さが露呈してしまいますよ。
私は面接が終わった後、直ぐに質問内容と回答内容を忘れないようにメモしていました。
面接会場から1番近いカフェに入ってメモをしたり、帰りの電車内でメモをしたりと、出来る限りその日のうちに内容をまとめていましたね。
時々サボって面接数日後にメモする事もありましたが、やはり面接直後に作業するよりも若干内容を忘れてしまっている感覚がありました。
なので以下にも色々とやるべき事を紹介しますが、このメモ作業は即日やる事をお勧めしますよ。
2.回答内容を振り返る
面接で自分が回答した内容を改めて振り返りましょう。
本番中は緊張している事もあり、自分が何を言っているのか分からなくなってしまう事もあると思います。
また本番では上手く回答出来たと思っても、改めて回答内容を振り返るとそこまで大した内容を話していない時もあるでしょう。
上手くいった場合でも上手くいかなかった場合でも、必ず自分の回答内容を振り返るようにしてください。
振り返る際の注目ポイントは以下の内容を参考にしてください。
- 質問に対して的外れな回答になっていないか
- 相手が理解しやすい内容になっているか
- 緊張しすぎて回答内容自体が変な内容になっていないか
- 回答の長さは適切か などなど
もし修正点があれば必ず次の面接までに改善しましょう。
面接では一生懸命質問に対して回答していたけれども、いざ回答内容を改めて文字にして書いてみると、「なんでこんな中身の薄い回答をしているんだ?」と気づく事がありますよ。
3.回答の伝え方を振り返る
次は回答自体に注目するのではなく、その回答の伝え方に注目して振り返ってみましょう。
例えば以下の点が出来ていたか振り返ってみてください。
- 聞き取りやすいようにゆっくり話せていたか
- 身振り手振りを加えて相手にイメージしやすく話せていたか
- 抑揚をつけて話せていたか
- 相手の目を見て話せていた
- 大きな声で話せていたか
- 表情は無愛想ではなかったか などなど
こちらはプレゼンテーションにおける話し方を参考にして、自分の話し方と比較すると改善点が探しやすくなると思います。
たとえ回答が素晴らしい内容であってもその伝え方に問題があれば、相手に自分の意図を100%伝えられなくなってしまいます。
なので自分の伝え方に関しても是非振り返ってみてください。
私は当時面接練習した際に、「話すスピードが早い事から回答内容がたとえ良いものだったとしても伝わりづらくなる」との指摘をされる事が多かったです。
自分でも若干気づいてはいましたが、複数人から指摘されていたので本当に話のスピードが早かったのでしょうね。
なので私はある時から面接でゆっくり話す事を意識して挑むようにしました。
私の体感ですが元の2/3程度のスピードで話すようにしました。
また、話の中で敢えて間を作る事も意識してみました。
今までは矢継ぎ早に言葉を発していたので、言葉と言葉の間に”間”を取らせてゆっくり話しているように見せる試みをしました。
今までの話し方とはかなり異なるので、改善し始めた当初はかなり違和感がありましたね。
ですが私の気持ちとは反対に、面接官からは「話すスピードがゆっくりなので内容が聞き取りやすい」と良い反応が得られるようになりました。
他にも、「ゆっくり話している事が要因なのか、すごく堂々としているように感じる」という言葉も頂けました。
話す内容だけでなく、話の伝え方も大切であると気づけた経験です。
4.回答内容に対する面接官の反応を振り返る
自分の回答内容と回答の伝え方に関して振り返りが終わったら、次は自分の回答に対する面接官の反応を振り返りましょう。
面接は聞き手である面接官がどのように思うのかで合否が決まりますからね。
自分の回答内容と伝え方に自信を持てるようになるのは非常に大切な事です。
そのような自信が持てるようになる事に加えて、面接官の反応を意識しながら質問内容に回答出来るようになると、更に面接の通過率が上がると思いますよ。
特に振り返りが必要なのは面接官との会話が盛り上がらなかった回答です。
会話が盛り上がらないと就活生としては中々話が広げられないのでキツいですよね。
殆ど深掘りされずにその質問が終わってしまったり、面接官が殆ど反応を示さずに次の質問に移ってしまったりした時は、私も「今回の結果は厳しいかもな…」と思いながら面接を進めていました。
このような会話が盛り上がらなかった回答があった時は、なぜ会話が盛り上がらなかったのかという原因考えてみましょう。
正解が無いので難しい思考になりますが、自分の回答で何を修正する必要があるのか考えてみてください。
例えばこんな原因が出てくるかもしれませんね。
- 質問に対して的確な回答が出来ていない
- こちらの話し方が少し無愛想なので、面接官側も話を盛り上げにくい状況になっている
- 回答が他の就活生と同じような内容でありきたり
- 単純に面接官の性格的に話を盛り上げるタイプじゃない
- 面接官との共通の話題が見つからない などなど
盛り上がらない原因が改善出来る内容なら、必ず次の面接までに改善をしましょう。
しかし共通の話題や面接官の性格等、就活生側にはどうしようもない事が原因であれば、それは気にしなくていいです。
運が悪かったと判断して次の面接へ切り替えていきましょう。
5.上手く回答出来なかった質問に対して追加の自己分析
上手く回答出来なかった質問があれば、それは今後の貴方の面接力を上げるチャンスです。
必ず次の面接までに、なぜ上手く回答出来なかったのかという原因を考えて改善していきましょう。
特に深掘り質問に対して上手く回答出来ないケースが多いのではないかと思います。
単純なガクチカや自己PRに関する質問には答えられるけど、その回答を踏まえて「なぜ?」、「どうして?」と深掘りされてしまうと、途端に答えに詰まる方はいるのではないでしょうか。
そのような場合、単に回答が思いつかなかったという事もありますが、多くの場合は自己分析不足が原因です。
自己分析の段階から「なぜ?」と自分に問い続けて、奥底にある自分の本当の気持ちを言語化出来るようにしておく必要があります。
そうすれば、いざ面接本番で面接官から深掘り質問をされても難なく対応出来るようになりますよ。
自己分析は終わりが見えない為、自分の現状の自己分析で何が不足しているのか見極めるのが難しいです。
なので上手く答えられない質問に出会えたら、それはその観点における自己分析が足りていない目印となるので、更に分析を深めるチャンスになります。
面接を経験し始める当初は色々な質問に対して上手く答えられない場面が出てくると思います。
上手く回答が出てこなくて気持ちが沈んでしまうかもしれませんが、ここで1つ1つ丁寧に足りない自己分析を深めていくと、最終的にはどんな深掘り質問でもスムーズに回答出来るようになりますよ!
自己分析のやり方についてはこちらの記事に詳細をまとめていますので、是非参考にしてください。
6.次の面接に向けた逆質問を検討
面接の終盤には逆質問を行う機会を設けられる場合があります。
逆質問は自分が志望企業の就活を進める中で生まれた疑問点や気になる点を直接企業の方に質問出来る良い機会です。
時間が少ない事が多いので、この機会は絶対に無駄にしないでくださいね。
なので面接が終了したら次の段階の面接に向けてどのような逆質問を行うか必ず検討しましょう。
今までの会社説明会やインターン参加の為に行った面接での逆質問、インターンで行った情報収集等によって志望企業に関する沢山の情報を得る事が出来ていると思います。
数ヶ月を通して獲得してきた情報を活用して、どうすれば内定に近づく事が出来るのか考えてください。
その考えの中で足りない情報があれば、次の面接の逆質問で聞いてみましょう。
単純に興味のある事を聞くのではなく、最終的な内定獲得というゴールに向けて、企業の方に聞かなければならない事は何か考えた上で、逆質問の内容を検討していきましょう。
逆質問を考える事が苦手だという方は、逆質問を考える上で意識すべき事に関してまとめた記事を書きました。
是非こちらも参考にしてください。
7.次の面接に向けて想定質問と回答をアップデート
面接に挑む際には予め想定質問とその回答を用意していると思います。
そのような対策が出来ている事自体が素晴らしいですね。
そのような意識が持てているなら更に1歩レベルの高い対策を行っていきましょう。
面接が終わったらご自身で用意している想定質問とその回答を改めて見直してください。
残念ながら1番最初に考えた想定質問と回答の内容を最後までずっとそのまま使い続けて通用する方は少ないと思います。
面接を何回も経験しているうちに、「こんな想定質問を追加で考えた方がいい」とか「この想定質問に対する回答は今の内容よりも、もっと○○を意識して回答した方がいい」とかのように改善すべき点が色々と見つかってくるでしょう。
面接を経験すればする程、改善点が見えてくるので気づいた事があれば必ず次の面接までに改善させてください。
前回の面接を踏まえて改善して、本番に挑んで、また改善して、というような流れを繰り返す事によってより精度の高い想定質問と回答を作り込む事が出来ます。
質問と回答の数が多くなる程大変な作業になりますが、この行動を実施すれば間違いなく面接のレベルが上がるので、面接が終わったら必ず内容をアップデートさせる事を忘れないでください。
私は就活に関するデータをパソコンに記録していたので、今このようなブログを皆さんに向けて発信出来ています。
記事を記載する際には必ず当時の私のメモを確認しているのですが、正直な所、「よくこの内容で選考通過したな」と思うようなメモが幾つもありました。
例えば深掘り質問に対する対策に関して、当時の私は結構綿密に対策していたと思っていたのですが、歳を取った今の私から見ればまだまだ詰めの甘い箇所が複数ありました。
当時は「もう対策やり切った!コレで面接完璧だ!」と思っていた事もありましたが、改めて内容を見てみると改善点が沢山見つけられますね。
私が経験したように皆さんにおいても、今完璧だと思っているESの内容や面接対策の内容が、実はまだ改善出来る箇所が一杯あるみたいな事があり得ます。
時間を空ける事で見えてくるものが必ずあるので、1度やり切ったと思う事も改めて見返す事をお勧めします。
まとめ
今回は面接が終わった後にやるべき振り返り事項を7つ紹介しました。
ポイントをまとめますと、以下の通りです。
自分の面接のレベルは、前回の面接が終わった後にどれだけ綿密に振り返りの行動が出来るかによって成長度合いが大きく変わります。
疲れる面接が終わった後はゆっくりしたい気持ちになるのも十分分かるのですが、ここを踏ん張って少しでも次の面接に向けて行動する意識を持てると良いですね。