こんにちは、はたてです!
皆さん、合同説明会はもう既に何度か参加しましたか?
私も就活生当時は何をすればいいのか手探りな状況ながらも、色々な合同説明会に参加して就活を進めていました。
今回は私が複数の合同説明会を経験して、これはやって良かった!と思える内容について5つ紹介します。
1.終了時間まで残って企業の話を聞く
私は合同説明会では基本的に最後の時間まで残っていました。
途中で帰っても問題無いのですが、今改めて思うと終了時間の最後まで残って1社でも多く企業の説明を聞いた行動は良かったと思います。
このような行動を実施する事で少しでも多くの企業の話が聞けた事から、視野を狭める事なく就活を進める事が出来たメリットがありました。
何かの目標に向かって行動する際には量をこなす事が重要だと多くの方がアドバイスとしてお話していますよね。
それは就活でも同じです。
実際に私も沢山の企業の話を聞く事で、この世の中には自分が想像している以上に様々な企業があると知る事が出来ました。
加えて企業の説明を聞く際のメモの取り方が上手になったり、メモした情報を振り返りやすく整理する方法を身につける事が出来たりと、量をこなした事で多くの学びを得る事が出来ました。
合同説明会は朝から夕方まで長丁場となり、様々な企業の話を聞いてお昼過ぎにはかなり疲れた状態になると思います。
それでも、もう一踏ん張り頑張ってあと1社追加で企業の話を聞いてみてください。その行動は必ず何かしらの形で今後の就活に活きるはずです。
2.説明してくれた人事の方へ質問
合同説明会では基本的にその企業の人事の方が、会社概要等について説明してくれます。
私は人事の方の説明が終わった直後に少し時間を頂いて幾つか疑問点を質問していました。
個別に質問する事で他の就活生が知らない独自情報を獲得出来るメリットがあったので、この行動は良かったと思います。
人事の方へ質問する事はかなり緊張すると思います。
私も説明会中に人事の方から「ここまでの内容で何か質問はありますか?」と質問を促される事がありましたが、就活生皆の前で手を挙げて質問するのは流石に恥ずかしかったので、そのタイミングでは質問していませんでした。
最終的に人事の方に質問して独自情報を獲得出来ればいいので、自分にとってなるべく緊張しない方法で質問してみましょう!
人事の方も就活生からの質問は大歓迎だと思うので、「変な質問をしてしまったらどうしよう…」と不安になる必要はありません。
説明会において人事の方にどのような質問をするべきかについては、次の記事でも解説しているのであわせて参考にしてください。
3.就活相談スペースの参加
合同説明会では参加する各企業がブースを設営し、就活生に向けて企業に関する説明を行う事が主な内容です。
しかし開催内容によってはそれ以外のイベントが行われる事もあります。
「ESの書き方講座」や「面接対策講座」、「マナー講座」等の就活全般に関わる相談を受け付ける特別ブースが設置される場合があります。
私はこのような特別ブースのイベントに参加して良かったと思います。色々理由はありますが、1番はプロの方へ気軽に就活相談が出来た事ですね。
「就活をどのように進めればいいのか分からないのですが、どうすればいいでしょうか?」というような凄くざっくりとした相談にも快く対応してくれます。
私も特に就活初期では何をすればいいのか全く分からなかったので、特別ブースのイベントに参加して就活のやり方について知識を蓄えていました。
就活は最終的に自分のキャリアを決める事なので自分1人で対応しなければならない場面が多くなります。そのような中で気軽に誰かへ相談出来る機会は非常に貴重なので、是非活用してみてください。
基本的な質問に対しても快く対応してくれますよ。
気軽に何でも相談してみましょう!
4.今まで知らなかった企業のブースへ参加
合同説明会では事前に参加企業情報が掲載される為、予め参加前に当日話を聞きたい企業を幾つかピックアップしているかと思います。
基本的には当日話を聞きたい企業を優先する方針でOKです。
ですがもし当日希望する企業を全て回ったとしても時間が余るようであれば、自分が今まで目を向けていなかった企業のブースにも参加してみてください。
特にBtoB企業に目を向ける事をお勧めします。
BtoC企業はCMや広告で企業名を目にする機会が多い事から、自然とその企業に対して興味を持つようになると思います。
しかし日本社会には自分が想像している以上に沢山の企業が存在しています。
知らなかった企業が実はその業界でトップクラスの地位を築いているなんてこともありますからね。
給与や福利厚生等に関しても世間に広く知られているようなBtoC企業に劣らない労働条件をBtoB企業が展開している場合が多いです。
多くの就活生は先ず自分の知っている企業(殆どの場合がBtoC企業)に目を向けて就活を進めていくので、早い段階でBtoB企業のような自分の知らない企業についても注目する意識が持てると幅広い視野を持ちながら就活を進める事が出来ますよ。
私も就活を開始した大学3年6月当初は自分が知っている企業を中心に情報収集していました。自分の知っている企業となると、やはりCM等の広告を目にした事のある企業や購入経験のある商品を製造する企業になるのでBtoC企業が多かったですね。就活初期の段階では特に食品メーカーを中心に就活を進めていました。
その様な状況の中、合同説明会の空いた時間でふらっと知らない企業の説明を聞くと「こんな企業も世の中にはあるんだな~」と自分の視野が広がっていく感覚を得る事が出来ました。私個人で特に面白いなと思えたのは「食品卸業界」の説明を聞いた時ですね。
食品メーカーが商品を製造して、その商品をスーパーやコンビニのような小売店が消費者に向けて販売するという社会の構図は何となく理解していましたが、食品メーカーと小売店の間に食品卸企業が存在している事を当時の私は説明会で話を聞いて初めて知りました。言われてみれば「確かに卸業界の役割も必要になるよな」と思いながらも、自分の生活の中で今まで全く接点が無かったので、卸業界に対して目を向ける事が出来ていませんでしたね。
このような新しい発見を得る事が出来たので、自分が知らない企業の説明を聞く事も大切なんだと思いました。
5.業界を絞らないで色々な企業の話を聞く
合同説明会は様々な業界が1カ所に集まるので自分の視野を広げる大チャンスです。
既に興味のある業界が自分の中にあるとは思いますが、合同説明会では興味の薄い業界や接点の薄い業界の話も聞いてみましょう。
意外と話を聞いてみると自分に合う業界が新たに見つかるかもしれませんよ。
ただ、自分が興味を持つ業界以外の話を聞くのは少し億劫かもしれません。そのような場合は「今まで殆ど調べた事のない業界だけど名前は知っている企業」に注目してみましょう。
企業名を知っているなら何となくの事業内容も想像出来ると思うので、少しは親しみやすくなると思います。
特に大学3年6月頃の合同説明会は就活期間の中で1番大規模な形式で開催する傾向にあるので、多くの業界に触れて知識を蓄えていきましょう。
私は合同説明会で幅広い業界の話を聞くように意識していました。そしてこの行動を実施して本当に良かったと思います。特にそのように思う理由は面接で自分の志望度を表現する時に役に立ったからです。
面接において自分の志望度を伝える際に面接官からの深掘質問で特に対策が必要な質問があります。それは「なぜこの業界でなければならないの?」という質問です。私は事前に沢山の業界に触れていた事でこの質問に対してあまり苦労無く回答を用意することが出来ました。
「なぜこの業界でなければならないの?」という質問に対して、多くの就活生は志望するその業界で働きたい理由をとにかく主張すると思います。「私は〇〇が理由で食品業界がいいんです!」といった感じですね。
自分の興味のある業界を中心に情報収集をしていたので、このような志望企業だけに注目した回答になるのではないかと思います。
しかし私はそれとは少し異なる方法で主張していました。例えば仮に私が食品業界を志望しているとして、以下のように回答していました。
「確かに私の志望動機では食品業界以外にも適した業界はあるかもしれません。具体的にはA業界とB業界になるでしょう。しかしA業界では△△な点で私の実現したい事が出来ません。加えてB業界では□□な点で私は志望しておりません。だからこそ私は〇〇が実現出来る食品業界で働きたいんです!」
要するに、多くの業界の概要について把握している事で業界を「比較」した上で「なぜこの業界でなければならないの?」という質問に対する回答を用意出来ました。単純に志望する業界に入社したい理由を主張するよりも、他の業界と比較しながら説明した方が明らかに説得力がありますよね。
まとめ
今回は私が思う合同説明会でやって良かった事を5つ紹介しました。
今回のポイントをまとめますと、以下の通りです。
色々な就活系のサイトで「合同説明会でやるべき事」という記事はあると思いますが、今回のように体験談としてやって良かった事を紹介している記事は少ないのではないかと思います。
先ずは気軽に5つの内容を真似するだけでもいいので、是非参考にしてみてください!
また、以下の記事にて合同説明会でやるべき事をまとめています。
こちらも合わせて読んで頂けると、合同説明会に対して理解を深められると思いますよ。