【話し方】面接の通過率を上げる為に私が気をつけた事8選

アイキャッチ 選考

こんにちは、はたてです!

面接において「面接官からの質問に対してどのような回答をするか」という観点の対策は皆さん実施していると思います。

ですが、その回答内容の「話し方」にも注目して対策する事は出来ていますか?

面接官が就活生に対して捉える印象は就活生が回答する内容にも影響しますが、話し方の違いによっても大きく変わります。

なので「どのような話し方で面接官に自分の回答を伝えるか」という観点の対策も間違いなく必要です。

その為、今回は私が就活生当時、少しでも面接の通過率を上げる為に自分の回答を伝える上で気をつけた事を8つ紹介します。

「話し方」に関する対策が進んでいない方は是非参考にしてください。

この記事はこんな方にお勧め
  • 面接でどのような話し方を意識すればいいのか知りたい人
  • 話し方を工夫して面接の通過率を上げたい人
結論

面接における大前提の話ですね。

様々な就活系サイトで紹介されているので、皆さんもご存知かと思います。

結論から話す事によって得られるメリットは主に2つです。

①面接官に要点から伝える事が出来る。

②面接官に違和感を感じさせない。

①のメリットについては皆さんも納得ですよね。

話がダラダラと長く続いて最後に結論を話されるよりも、最初に結論を話された方が聞き手は内容が理解しやすくなります。

②についてはどうでしょうか。

多くの方が面接では「結論から話そう!」とアドバイスをしていますが、伝え方における正解はそれだけではありません。

面接官に自分の意図を正確な伝えられれば、他の伝え方でも問題無いでしょう。

しかし1つ考慮しなければならない事があります。

それは「多くの就活生が面接で結論から話す事を実践している」という事です。

面接官は毎年何百人もの就活生と面接を行なっています。

その多くの就活生が結論から話す事を実施していれば、面接官としても正解が1つではないにしろ、結論から話す伝え方に慣れている可能性が考えられます。

そのような面接官に対して結論から話す伝え方以外の方法で質問に回答した場合、面接官は多少の違和感を感じるかもしれません。

その違和感を上手く活用して注意を惹かせる事が出来るのならば良いのですが、もし悪い意味で違和感を持たれてしまうと自分の評価に影響してくるでしょう。

なので私は「面接官に違和感を感じさせない為」という観点からも、結論から話すように気をつけていました。

大きな声

いつもより意識して大きな声で話すようにしてみてください。

それだけでも面接官の印象は変わると思います。

加減が難しいですが、通常の1.2倍〜1.5倍程度の声量で話してみましょう。

小さい声でボソボソと話されるよりも大きな声で話してもらった方が、聞き手も聞きやすいですよね。

自分の意図を聞き手へ正確に伝える事が出来ます。

また、大きな声で話す事によって得られるメリットはもう1つあります。

堂々としているように見せる事が出来る

同じ話の内容であってもその声の大きさを意識するだけで、自分を堂々としているように見せる事が出来ます。

もしイメージが難しい方は一度動画サイトでプレゼンをする方の動画を見てみてください。

どのプレゼン者も堂々としているように見えると思います。

勿論声の大きさだけが要因ではありませんが、間違いなく言えるのはずっと小さい声で話している方はいないという事です。

声の大小というシンプルな事ですが、それだけで面接官からの印象を大きく変える事が出来ますよ。

ゆっくり

声の大きさを意識出来るようになったら、次は話すスピードも意識してみましょう。

話すスピードがゆっくりだと、スピードが早い時に比べて聞き手は内容が聞き取りやすくなります。

これは当たり前のメリットですよね。

もう1つこの意識を持つ事で得られるメリットがあります。

落ち着いているように見せる事が出来る

先程の「自分を堂々と見せる事が出来る話」と似た効果があります。

就活生の多くは面接に対してどうしても緊張感を抱いてしまいます。

なので面接官側としても、見るからに緊張している就活生と対面する機会が多いでしょう。

そんな中、落ち着いた雰囲気を醸し出す事が出来ればそれだけでも他の就活生との差別化に繋がります。

また落ち着いた雰囲気は見る人にとって堂々としているように捉えてもらえるでしょう。

こちらもシンプルな事ですが、他の就活生との差別化にも繋げられる可能性があるので重要な事ですね。

自信を持つ

面接本番を迎える方には準備が万全で無い場合があるかもしれません。

色々な対策不足に不安を抱えながら面接を受ける時もあるでしょう。

ですが、そんな時でも面接本番では「100%準備してきました」という顔と態度で挑んでください。

嘘でもいいです。

演技でもいいです。

面接本番の数十分だけ自信満々な自分を面接官に示して質問に回答しましょう。

面接において嘘をつく事は良くないですが、今回のような企業に迷惑をかけない嘘であれば問題無いと私は思っています。

なので実際に私も沢山の面接で自信満々な自分を面接官へ示す為に演技してきました。

演技する方法も全く難しくありません。

以下の3点を意識すればOKです。

①胸を張る

②大きな声で話す

③ゆっくりと話す

②③は先程も説明しましたね。

①も猫背にならず、いつもより少し胸を張って話せばOKです。

例え本当は準備不足であってもそれを態度に示す必要は全くありません。

どんな状況でも自信を持って質問に回答していきましょう。

簡潔

面接で気をつけたいのは質問に対して回答がダラダラと長くなってしまう事です。

回答が長いと聞き手も疲れてしまうので、簡潔に話す事を意識しましょう。

しかしここで難しいのは、「どれだけ簡潔に話すべきか」という判断です。

質問内容によって回答する長さが異なるので、一律で「○秒」と定める事は出来ませんからね。

私は簡潔に回答する為に以下の事を意識していました。

回答内容の構造を整理する

そんなに難しい話ではありせん。

要はいきなり細かい回答内容を考えるのではなく、大まかな回答内容を把握するイメージです。

私は面接官から聞かれる質問を大きく2つに分けて、それぞれ回答内容の構造を先ず考えるようにしました。

例えばこんな感じです。

  • ESの設問について改めて質問された場合
    (例)学生時代頑張った事を改めて教えてください。
    • 「ESの内容+書ききれなかった補足情報」
  • 理由の説明が必要となる質問をされた場合
    (例)なぜ売上向上の為にそのような施策を行ったのですか。
    • 「結論+理由」

2つ目についてはイメージしやすいと思います。

質問の答えとなる結論と具体的な理由を説明すればOKですね。

1つ目はESで既に記載している中、改めて面接で質問された際に回答する構成です。

ESでも詳細を説明しているでしょうが、制限字数の関係で省略している内容もあるかと思います。

そのような省略した内容を補足しながら当時の私は回答しました。

なので回答の文章量はESの内容よりも少し多くなるイメージとなります。

はたて
はたて

自分が一方的に話すのではなく、面接官と会話する事を意識して簡潔に回答しましょう。

身振り手振り

ピシッと姿勢を動かさずに話すのも悪い事ではありません。

しかしジェスチャーのような動きを上手く活用出来れば、より面接官に伝わりやすい話し方が出来るでしょう。

例えばこんな時にジェスチャーを使うと言葉だけで説明するよりも分かりやすくなりますね。

  • 大きさを表す時
  • 速さを表す時
  • 複数の物の位置を表す時 などなど

様々な場面でジェスチャーを活用する事が出来ます。

言葉だけでなく体の動きも使って説明すると、聞き手はより内容をイメージしやすくなりますよ。

注意点

適切な頻度で

身振り手振りが必要だからといってずっと体が動いているのは落ち着きが無いと捉えられるので、適度に使っていきましょう。

論理的

聞き手に内容が伝わりやすくなるように論理的に話す事を意識しました。

「論理的に話す」とは何かを簡単に説明する事は難しいですが、私は以下のような定義を設定していました。

話す内容の構成を整理して必要な要素を漏れなく順序立てて話す

「5.簡潔に話す」で説明した内容と似ていますね。

例えば自己PRについて話す際、自分の自己PRを面接官に理解してもらう為にはどのような要素を話す必要があるのか考えながら構成を整理していました。

①自分のアピールポイント
②アピールポイントを選択した理由
③アピールポイントとして主張出来る根拠
④理由や根拠を踏まえて再度アピールポイントを主張

上記のように話すべき要素を把握して構成を整理してから、各要素に関する具体的な内容を考えて回答していましたね。

論理的に話せるようになる為の具体的な方法は以下の記事でまとめていますので、こちらも参考にしてください。

目を見て話す

面接官の目をちゃんと見て話すようにしていました。

正確に言うと、面接官の眉間を集中して見ていましたね。

直接相手の目を見続けてしまうとプレッシャーを与えてしまう事から、おでこや眉間等の目の付近を見たほうが良いとの情報をどこかで見たので、そのような意識を持っていました。

実際、相手からじっと自分の目を見続けて話されると少し怖いですからね。

一見簡単そうに思われるかもしれませんが、やってみると実は結構難しいんですよ。

特に面接等の緊張する場面では最後まで意識して見続けられる方は少ないと思います。

話している途中に緊張から目が泳いでしまうなんて経験がご自身の面接でありませんか?

聞き手側の立場になると相手の目の泳ぎ方がよく見えるので、ちゃんと目を見て話せている人と目を見て話せていない人は区別しやすいです。

なのでこの意識をしっかり持つ事が出来るようになれば、面接官に良い印象を与える事が出来ると思いますよ。

今回は私が就活生当時に、少しでも面接の通過率を上げる為に自分の回答を伝える上で気をつけた事を8つ紹介しました。

紹介した8つの中で私が特に重要だと思うポイントは以下の3つです。

まとめ
  • 結論から話す
  • ゆっくりと話す
  • 論理的に話す

面接で話す内容を考える事は時間がかかりますし、どのような回答が内定獲得に近づきやすいか判断する事も難しいです。

しかし回答の「伝え方」に関して正しい意識の持ち方が出来れば、短時間で容易に自分の面接力を向上させる事が出来ます。

見落としがちな内容ではありますが実施すれば効果に繋がりやすい工夫なので、是非面接で回答する際には紹介した8つの内容を忘れないようにしてください!