【分からない人必見】やって良かった自己分析の進め方6選

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こんにちは、はたてです!

就活では選考対策や企業分析など色々とやらないといけない事がありますが、その中の1つに自己分析がありますよね。

皆さん分析は順調ですか?

私も自己分析を始めた当初はやり方がそもそも分からなかったりと、色々苦労した経験があります。

なので今回は私が実際に自己分析を行って、この方法は良かったと思えるやり方を6つ紹介します。

この記事はこんな方にお勧め
  • 自己分析の進め方が分からない人
  • やり方に関する経験者のお勧めを知りたい人
楽しんでいる様子の外国人男女3名

自己分析は楽しかった事成果を出せた事に関する内容から作業を進めていきましょう。

自分にとってプラスな内容から作業を進めると、少しでもやる気を維持しながら取り組めると思います。

一方で自分の弱みや失敗した事等、マイナスな内容から作業を進めると段々気分が落ち込んでくるので集中力が続きません。

自己分析は就活で必要となる作業の中でも、相応の体力が必要となる作業です。

実際に自己分析を行った人は実感したかもしれませんが、たった30分の自己分析を行なっただけでも結構疲れますよね。

なので少しでも、やる気や集中力を維持出来るようなやり方で作業する事をお勧めします。

隙間時間と記載されたブロック

あくまで私見ですが、自己分析の作業は基本的に楽しくないです。そして先程記載した通り、自己分析は凄く体力を使う作業です。

勿論自分でも知らなかった自分の一面を知る事が出来る楽しさもほんの少しはあります。

しかし就活の為に自己分析の作業を行なっているだけなので、友人と遊んだり趣味に時間を使えるなら、そっちを優先したいですよね。

その為、腰を据えて「さぁやるぞ!」というような意気込みで自己分析を行うやる気は中々出てこないと思います。

実際に私もそうでした。自己分析を行おうとしてやる気満々で取り組めた事は1度もありません。

なので私はよく隙間時間を活用して自己分析を進めていましたよ。

例えばこんな隙間時間で作業を進めていました。

  • 移動中
  • バイトの休憩時間
  • 予定と予定の間に生まれた時間

どんなにやりたくない自己分析でも隙間時間であれば最後まで集中力を継続する事が出来ました。

また、上記のような隙間時間は携帯をボーっと見てしまったりして何もしない無駄な時間になってしまう事が多いですよね。

当時はそのような時間を自己分析の時間に充てられたので、効率的に就活を進められたと思います。

加えて私は隙間時間に自己分析を行うメリットがもう1つあると思っています。

それは、隙間時間に行う事で昔の記憶を思い出せる場合がある事です。

自己分析では基本的に過去の自分の記憶を思い出す作業が多くなります。

しかし人間には記憶量の限界があるので、まとまった時間を設けて自己分析の作業をしていても思い出せない内容が出てくると思います。

その日に思い出せない記憶は、その日にどれだけ時間をかけても思い出せる事は少ないです。

ですが日を改めて隙間時間に自己分析を行う事で、ハッと思い出せる事があります。まさに天から突然降りてくるような感覚です。

自己分析の為にまとまった時間を取る事も大切ではありますが、このように何日にも分けて少しずつ作業を進めていくと集中力や記憶の観点で大きなメリットがありますよ。

私の経験

私がお勧めする活用すべき隙間時間は移動時間です。

皆さんは移動時間中に何をしている事が多いですか?

音楽を聴いている人がいれば、風景を眺めている人、何か考え事をしている人など色々な人がいると思います。

私は是非この時間を就活の時間に充ててほしいと思っています。

例えば学校までの時間やバイト先までの時間、友人との集合場所までの時間など、1日を過ごす中で移動時間は沢山ありますよね。

1回あたりの移動時間は様々あると思いますが、30分以上消費しているケースが多いのではないでしょうか。

この移動時間を全て就活に使えたら何か凄そうな事になると思いませんか?

私はこの考えから一時期、移動時間の多くを就活の為に使っていました(サボった時もあるので“全て“ではなく“多く“と表現しています)。

特に移動時間で考えていたのは自己分析と面接での想定質問でした。

自己分析では、分析を行う時には何かテーマを決めて自分の過去の記憶を思い出しますよね。例えば「何かやり遂げた事」というテーマで自己分析を行なっていたとします。

テーマを決めたら、歩いている時や電車に乗っている時に「何か自分の人生の中でやり遂げた事はないかな〜」と記憶を掘り起こしていました。

思い出したら都度スマホにメモする感じです。

このように隙間時間を活用して、少しでも効率的に就活が進められるように行動していましたね。

記憶を思い出している人形

自己分析を行う際には、楽しかった事感情が動かされた経験など何かテーマを決めながら過去の自分の記憶を振り返ると思います。

その際には出来る限り過去に遡ってみましょう。私は幼稚園の記憶も少しだけ残っていたので、幼稚園時代から振り返って自己分析をしていました。

出来るだけ過去を遡る事で自分がどのような性格なのか、どのような特徴を持つ人間なのかよく理解出来ます。

幼稚園や小学生の時から今でも変わらない事があれば、それはもう今後変わる事がないであろう自分の性格だと分かるでしょう。

例えば「小さい頃から何かに興味を持つと周りが見えなくなるような性格だった事が現在も続いている」ようであれば、自分は「視野が狭くなってしまうかもしれないけど、興味のある事に対しては高い集中力を持って取り組む事が出来る人間」だと理解出来ますよね。

また、小さい頃からの思考が変わる場合でも自分を理解するきっかけにする事が出来ます。

その時にはいつ変わったのかなぜ変わったのかに注目して自己分析してみてください。

自分の思考が変わったその瞬間を捉える事で、どのように今の自分が形成されたのか理解する事が出来ますよ。

一方で高校や大学時代のような浅い過去だけで自己分析してしまうと、上記の分析が出来ません。

昔の話を思い出す事は難しいですが、なるべく過去の記憶を探って自分について分析してみましょう。

はたて
はたて

自分の頭の中だけで思い出す事が難しければ、親に昔の話を聞いたり、アルバムを見せてもらったりすれば記憶を思い出すきっかけになるかもしれないですね。

パズルの最後のピースを埋めようとしている様子

「いざ、自己分析を始めよう!」と思ってもどのような事から考え始めればいいのか分からないと思います。

なのでそのような方はいきなり自己分析を始めるのではなく、自己分析を実施する為にはそもそも何を考えなければいけないのか整理しましょう。

例えばガクチカに関して自己分析を始めようとした時、皆さんはどのような事について考えれば自己分析が出来た事になると思いますか。

正解はありませんので、ご自身なりに考えてみてください。

私は以下の要素を考える必要があると思います。

  • なぜその活動に取り組もうと思ったのか(動機)
  • なぜその活動を頑張れたのか(モチベーションの源泉)
  • どのような課題や問題に直面したのか(課題)
  • なぜその課題や問題が発生したのか(原因)
  • 課題や問題に対してどのように対応したのか(施策)
  • 対応した結果どうなったのか(結果)
  • その結果から自分は何を学んだのか(学び)

上記のような考え方の型を作って、学生時代に実施した様々な活動に対して自己分析をしていました。

自己分析は考え始めるスタートダッシュが上手く決まらないと、何について考えればいいのかイメージ出来なくなってしまい、全く手が進まない状況になってしまいます。

なのでこのように1度型を作ってその型を基準に自己分析を行うと、先ず何から考えればいいのか手順が明確になるので、格段に自己分析がやりやすくなると思いますよ。

whyと記載されたノート

自己分析を実施するにあたって「なぜ?」と自分自身に問いかけ続ける事は非常に大切な意識です。

「なぜ?」と自分に問いかける事で、より深い自己分析が出来るようになります。

自己分析はより深く行う事で、自分の深層にある考え方や本心に気づくことが出来ますからね。

やり方についても説明します。

例えば、居酒屋のアルバイトを始めた動機を考えて以下のような自分の想いに気づく事が出来たとします。

私は高校生まであまり自分から積極的に他者へ話しかけるようなタイプではなかった。所謂人見知りなタイプだった。しかし今後社会で活躍していく為にはどのような人とも話せる必要があると思った。その為には大学生の間に様々な人と話せる環境に身を置いた方が良いと思い、アルバイトは接客業を中心に探していた。その中でも店内に活気があり、且つ自分とは真逆の自ら積極的に話せるタイプの人が多そうなイメージがある居酒屋をアルバイト先として選択した。

自己分析を通して上記のようなアルバイト先を選択した動機が分かりましたね。

次はこの動機に対して「なぜ?」と問いかけてみましょう。

こんな感じで問いかけを行います。

  • なぜ高校生までは積極的に話しかけるタイプではなかったのか。
  • なぜ今後に向けてどのような人とも話せる必要があると思ったのか。
  • なぜ自分は今後社会で活躍していきたいのか。

上記の問いかけに対して再度回答を考えてみましょう。

そしてまた、考えた回答に対して「なぜ?」と問いかけるのです。

このように「なぜ?」を繰り返すことによってどんどん深い自己分析が出来るようになりますよ。

ポイント

深い自己分析が出来ると後の面接対策が楽になる

深い自己分析を行う事で就活の様々な場面でその自己分析の内容を活かすことが出来ます。

その活かす事の出来る場面の1つに面接対策があります。

面接では面接官からの質問に対して回答していきますが多くの場合、自分の回答に対して深掘される事があります。というか間違いなく1回は深掘されるでしょう。

この深掘質問をされた時に、予め深い自己分析を行っていると回答が楽になるのです。

面接官から飛んでくる深掘質問のパターンは様々ありますが、「なぜ?」と具体的な内容を質問してくるケースは割と多いです。

なので自己分析を通して「なぜ?」と自分に対して問い続けていれば、実際の本番で面接官から質問されたとしても、自信をもって回答出来る状態になります。

自分に問い続ける事は予想以上に精神的に疲れる作業ではありますが、この作業を行えば必ずどこかのタイミングで自分の就活に活かす事が出来るので、踏ん張ってやり切りましょう。

頭を抱えている人

過去の記憶を思い出す際には次々と記憶を思い出せる事があれば、全く思い出せない事もあると思います。

ポンポン過去の記憶が出てくるのなら、そのリズムのまま思い出していけばいいですね。

しかし全く思い出せない場合や、ある程度思い出してこれ以上記憶が出てこない場合は、考える事にあまり時間を使いすぎない事をお勧めします。

思い出せない時は本当に思い出せないですから。

逆にある時フッと思い出せる事もあります。

少し考える程度であればいいですが、10分20分も考えるのは時間が勿体無いです。

思い出せない時は1度キッパリ諦めて、時間を空けてからまた思い出してみましょう。

今回は自己分析について私が当時実際にやって良かったと思えるやり方を6つ紹介しました。

ポイントをまとめますと以下の通りです。

まとめ
  • 隙間時間を活用する
  • 記憶は出来る限り遡る
  • 思い出せなかったら一旦諦める

自己分析は就活の中でもかなり面倒臭い部類の作業ではありますが、内定を獲得する上で必須の作業です。

面倒臭い気持ちをなんとか乗り越えて、少しずつでもいいので作業を進めていきましょう!