こんにちは、はたてです!
インターンシップへの参加お疲れ様でした。
初めて参加した人は特に緊張したと思います。
インターンシップが終わってホッと一息入れたいですよね。
当時就活生だった私も社員の方や他大学の就活生と会話する慣れない時間を過ごして非常に疲れた記憶があるので、休憩したい気持ちは非常に分かります。
ですがインターンシップというイベントを当日参加しただけで終了させてしまうのはとても勿体無い行動だと私は思います。
このイベントを最大限自分の就活に活用する為には、インターンシップへ参加した後の行動も大切です。
例えば参加したインターンシップの振り返りがあります。
学生時代にも「復習は大切だ」とよく先生に言われたのではないでしょうか。
それだけ復習という作業が勉強において重要な要素であるからこそ、先生は何度も皆さんに向かって話していたのではないかと思います。
これは就活においても同じです。
インターンシップへ参加する事自体も皆さんの就活を進める上で大切な行動ではありますが、加えて振り返りの作業を設ける事で更に内定獲得に近づくことが出来ます。
そしてこの振り返り以外にもインターンシップ参加後にやるべき重要な事があるんです。
今回はその重要な事について具体的な内容を5つ紹介します。
1.インターンシップでメモした内容を清書
インターンシップに参加すると社員の方から企業に関する様々な情報を教えてもらうことが出来ると思います。
そして就活生の皆さんはそれらの情報を忘れないよう手帳等にメモしますよね。
インターンシップの内容によってメモする量は異なると思いますが、企業に関する説明が多いインターンシップではメモする量が2ページ、3ページ分と多くなる事もあるのではないでしょうか。
そのような当日メモした内容は必ず改めて清書して整理しましょう。
清書作業を行う中で改めてインターンシップ当日にどのような情報を知る事が出来たのか振り返ることが出来ますよ。
また、清書作業を実施する事によって今後の振り返り作業がやりやすくなるというメリットもあります。
インターンシップ参加からあまり時間が経っていなければ、メモ帳に記載した文章を読んでもその内容を理解出来るかもしれません。
しかし時間がある程度経ってしまうと「なんでこんな事書いたんだっけ?」とか「この箇所の字が崩れていて読めない」等、内容が理解しづらくなってしまいます。
なぜ時間が経つと内容が理解しづらくなってしまうのでしょうか?
その原因は以下の通りであると私は考えます。
- 企業側が伝える情報全てをメモする時間が無いため、記載内容が断片的になってしまうから。
- 焦ってメモしていつもより殴り書きになってしまうから。
どちらも皆さん覚えがあるのではないでしょうか。
なのでこれらの問題を防ぐ為に、メモの清書作業をインターンシップ参加後からなるべく日を空けずに実施する事をお勧めします。
なるべく記憶が残っているうちにやりましょう。
メモを清書しながら内容を整理出来ると更に良いですね。
例えば以下のように項目別に整理すると、後々振り返り作業を行う際に内容が見やすくなります。
「企業説明会」
- 注力事業は半導体事業とシステム開発事業。
- 残業平均月20時間、初任給24万円(固定残込)。
- 社内企画コンペのような制度で若手でも挑戦出来る機会あり。
「グループワークの社員フィードバック」
- アイディアは面白いけど実現性をもう少し意識する事。
- 一部の人が話しすぎているのでチーム全体で議論出来るよう発言が少ないメンバーへ話を振る必要あり。
- 発表の際はもう少しゆっくり、抑揚をつけて話す事。
「その他イベント情報」
- 秋インターンシップは9月以降に情報開示。
- インターンシップ参加者特別イベントあり、別途連絡される。
- 座談会、社長講演会を別途予定中。日付未定。
私はインターンシップ当日は紙のメモ帳に情報を記載し、清書作業の時はPCのWordを使用してデータ化していました。
このようなやり方を実施していたのは主に3つの理由があります。
- メモ内の探したい情報が見つけやすいから。
- 企業が増えた時に情報が見たい企業のメモ内容を見つけやすいから。
- 万が一メモ帳を紛失した時のリスクが防げるから。
1つ目はWordの検索機能を活用して自分が探したい情報を簡単に見つけていました。
例えば事業内容について振り返りたい場合は、「事業内容」等のキーワードでWord内を検索して欲しい情報を直ぐにチェックしていましたね。
紙のメモ帳だと自分の確認したい情報がどこに記載されているのか見つけづらいので、データ化により検索機能を活用する方法は振り返り作業の効率化に繋がりました。
2つ目は企業名毎にフォルダを分けてメモデータを管理して、自分が振り返りたい企業を見つけやすくしました。
紙のメモ帳だと就活が進むほど記載内容が増えてくるので、どのページに自分が見たい企業のメモが記載されているのか探すのが大変です。
ですがそれもデータ化して企業毎にフォルダを作成してしまえば、一発で振り返りたい企業の情報にアクセスする事が可能になります。
3つ目は発生する可能性は低いものの、実際に起こってしまった場合にリスクが高すぎるので私はデータ保存をしていました。
私は大学の授業で使用するメモ帳と就活用のメモ帳は分けていたのですが、偶に就活用メモ帳が見当たらなくなる時があったんですよね。
その時は本当に焦りました。
今まで説明会やインターンシップに参加して頑張ってメモした内容が全て消えてしまうわけですから。
なのでバックアップ的な意味でも私は清書作業でデータ保存出来るようにWordを活用していました。
2.インターンシップ当日に経験した内容を整理
インターンシップ当日にどのような事を経験したのか覚えている限り整理しておきましょう。
様々な企業のインターンシップに参加していると、どの企業でどのようなインターンシップを経験したのか記憶が曖昧になってしまいます。
後日振り返り作業を実施しやすくする為にこの整理の作業を通じて、自分が当時どのようなインターンシップに参加したのか一目で理解出来るように情報をまとめられると良いですね。
例えば企業説明会がメインとなるインターンシップに参加したのであれば、どのようなプログラムで実施したのか整理するといいかもしれません。
例えばこんな感じです。
「企業説明会」
- 基本的な情報の説明
- 注力事業
- 自社商材
- 福利厚生
- キャリアステップ
- 他社比較の強み弱み
- 社員による営業デモンストレーション
- 社員による仕事のやりがい、1日の仕事の流れの紹介
- 就活生からの企業に対する質問会
グループワークがメインの場合は設定された課題や条件等について詳細を整理出来ると良いですね。
「グループワーク」
- 設定課題
- 当社の既存商品であるA製品の売上を2倍にするにはどのような施策を実施すればいいか。
- 条件
- ターゲットは40代女性。
- 現在は20代女性が一番多く購入。
- 施策検討に伴う予算は現在の1.5倍が上限。
- 販売エリアに制限無し。
- グループワーク終了後に社員からのフィードバックあり
このようにインターンシップの概要を整理しておくと、参加日から時間が経って振り返る際にも内容が理解しやすくなります。
概要整理の作業もWordを活用してデータ化していましたよ!
3.インターンシップ当日の自分の行動を振り返る
インターンシップが終わったら、インターンシップ中の自分の行動や発言を改めて振り返ってみましょう。
あの時手を挙げて発言出来た事は良かったな、グループワークで自分の意見を話しすぎてしまった事は次回に向けて反省しないとな、というように必ず振り返りをしてください。
振り返りにおいて特に重要なのは、そのインターンシップにおける反省点を明確にする事です。
就活では1年間を通して複数回インターンシップに参加する事になるので、インターンシップの都度、反省点を明確にして次のインターンシップに向けて改善する作業が重要になります。
1回1回のインターンシップを大切にして、次のインターンシップではより上手く立ち回れるように修正していきましょう。
「インターンシップは企業に関する情報が収集出来ればいいから、反省の必要は無いのではないか?」と思う方がいるかもしれません。
なぜ都度のインターンシップで反省と改善が必要になるのか、理由は以下の通りです。
- インターンシップ参加者のうち優秀な就活生は早期選考や特別イベントへ招待される可能性があるから。
特に重視したいのは早期選考への招待です。
就活において内定を獲得する為の手段は大学4年の4月頃から順次解禁される一般選考だけではありません。
企業によっては特別な選考ルートがあります。
その中の1つとして1番有名なのがこのインターン経由の早期選考です。
他の就活生よりも早い段階で、且つ場合によっては1次選考免除等の有利な条件で選考に参加出来る可能性があります。
早期選考はメリットしかない就活イベントなので、もしチャンスがあれば出来る限り自分が招待してもらえるように立ち回るといいですよ。
詳しい早期選考のメリットは以下の記事で紹介していますので、こちらも是非参考にしてください。
因みに私は以下のような反省点を取り挙げていました。
- グループワークの議論の方向性が完全に逸れてしまった時に軌道修正を諦めてしまう。
- 話したい事が沢山あり、自分1人で喋りすぎてしまう。
- 発言が少ないチームメンバーに対して発言を促せない。
- プレゼンの時に緊張しすぎてスムーズに話せない。 などなど
1つ1つの反省点を改善する為の方法を都度考えて、次のインターンシップに挑んでいましたね。
その甲斐あってかは分かりませんが、早期選考への招待もゲットすることが出来ました。
4.インターンシップ参加者特典のチェック
インターンシップに参加すると参加者限定イベントやインターンシップ優秀者向けイベント等、特別イベントに招待される事があります。
先程紹介した早期選考もこの特別イベントに該当しますね。
このような情報は会社の公式サイトに掲載されておらず、マイページやメールで案内される事が想定されます。
なのでインターンシップが終わった後でも偶にマイページ等を確認し、何か特別なイベントが開催されていないかチェックしてみてください。
インターンシップが終わったからといって、しばらくその企業から離れてしまうと特別な情報を見逃してしまうかもしれませんよ。
5.次の時期のインターンシップ情報を確認
今回参加したインターンシップが終了したら、すぐに次の時期のインターンシップ情報を確認してください。
インターンシップは大きく分けて以下の3つの時期に分けて開催されます。
- 夏(6月~8月)
- 秋(9月~11月)
- 冬(12月~2月)
夏のインターンシップが終わる頃には秋のインターンシップの募集が既に始まっていますし、秋が終わる頃には冬の募集が既に始まっている可能性があります。
特に気を付けないといけないのは秋と冬のインターンシップの募集が始まるタイミングです。
現在の就活において、夏のインターンシップにおいては大学3年6月から多くの企業で情報解禁がなされます。
各就活サイトで大々的に説明会等の就活イベントを告知するので、就活生の皆さんも凡そ6月初め頃から多くの企業は募集を開始するとイメージ出来ますよね。
告知の規模感も就活期間の中で1番大きいレベルなので、非常に分かりやすいです。
一方で秋や冬のインターンシップは夏の時期のように、各企業が特定のタイミングで情報解禁をするわけではありません。
企業毎に募集のタイミングが異なる為、いつ募集情報が解禁されるのか予測しにくい状況にあります。
その為、「参加しようと思っていたインターンシップが既に募集終了していた」なんて事態にならないように、夏以降は興味のある企業の情報をよく確認する事をお勧めします。
せっかくインターンシップに参加出来るチャンスがあったのに、情報を見過ごしていただけで参加出来なくなってしまうのは非常に勿体無いですよね。
そうならないように、インターンシップが終わっても定期的にマイページ等の情報を確認しておくといいですよ!
まとめ
今回はインターンシップ参加後にやるべき事について5つ内容を紹介しました。
ポイントをまとめますと、以下の通りです。
今まで学生だった立場からの慣れない就活の中、インターンシップが終わった後はかなり疲れていると思います。
しかしそこでもう一踏ん張り頑張って、振り返り作業の時間を設けるようにしましょう。
それが出来るようになれば必ず次に参加するインターンシップでは、前回よりも良い結果を残せるようになるはずですよ!