【面接がボロボロだった方へ】面接の緊張を軽減する為に私が実施した4つの行動

選考

こんにちは、はたてです!

就活では企業と面接を行う必要がありますが、やっぱり緊張しちゃいますよね。

私も面接を始めた当初は凄く緊張しましたし、緊張の度合いが強いほど面接の結果はボロボロになってしまった記憶があります。

緊張しないように努力もしてみましたが、どれだけ頑張っても、面接の経験を重ねても緊張自体が完全に消える事は無かったですね。

皆さんはこの緊張に対してどのように立ち向かっていますか?

当時の私と同じように、緊張を無くす為のコツをネットで探している方もいるのではないでしょうか。

ですが私の経験上、先程説明した通り緊張自体を0にする事は非常に難しいです。

相当な鋼の心臓を持つ就活生でなければ無理だと思います。

では、どうすればいいのでしょうか?

そこで私がお勧めするのは無理に緊張を0にする為に頑張るのではなく、緊張を0に近づける為に頑張るです。

緊張に対する向き合い方を変えてみましょう。

当時の私も向き合い方を変える事で、変える前よりも気楽な状態で面接に挑む事が出来るようになりました。

「思いっ切り緊張していた状態」から「少し緊張した状態」にまで改善する事が出来たので、面接の結果がボロボロになる機会を少なくする事が出来ましたね。

なので今回は緊張が原因で面接がボロボロになってしまう就活生に向けて、緊張を軽減させる為の方法を紹介します。

実際に私が行った4つの行動を紹介しますので、是非参考にしてください。

今まで緊張して面接中に頭が真っ白になってしまっていた人は、この記事の内容を真似する事でより自分の実力を本番で発揮出来るようになると思いますよ!

この記事はこんな方にお勧め
  • 面接で緊張してしまう人
  • 緊張してしまう自分の気持ちを克服しようとしている人
震えている心臓の絵

面接での緊張を軽減させる為には、先ずその根本的な緊張の原因を明確にしていきましょう。

私は就活生当時に「なぜ自分は面接で緊張してしまうのか」と考えた事があります。

そして以下3つの原因があるのではないかと結論付けました。

  1. 面接官からどのような質問を聞かれるのか分からない
  2. 面接官からの質問に対して回答が出来るのか分からない
  3. 自分の回答を通じて面接官がどのような反応をするのか分からない

3つ目の原因は自分以外の人間の感情に関わるので、自分でどうこう出来る話ではありません。

同じ回答をしても面接官によって印象は変わる可能性がありますからね。

なので3つ目の原因は何も気にしなくていいです。

私も「どうせ考えてもしょうがないよね」と思って、この原因の対処法は考えていませんでした。

一方で1つ目、2つ目の原因は自分の努力次第で対策が出来ます。

聞かれる質問が分からなければ一般的な質問事項を予め調査すれば良いですし、回答案についてもその調査した質問に対して内容を用意しておけば良い話です。

なので1つ目、2つ目の原因に対してしっかりと対策を行う事で、面接での緊張を軽減出来るように頑張りましょう。

両手を前に出す女性

「緊張はどうやっても0に出来ないから」

いきなり冒頭で結論を記載してしまいますが、コレが私の思う答えです。

緊張は何をしても0にする事は出来ません。

なぜ緊張は0に出来ないのか…

それは皆さんも薄々勘づいているはずです。

皆さんの今までの人生を改めて振り返ってみてください。

人生の中で緊張する場面が何度もあったかと思います。

部活の大会に出場する時、人前で何かを発表する時、入試テストを受験する時など、色々なイベントがあったと思います。

それらのイベントが行われる当時、皆さんは緊張を無くす為に色々と工夫をしたのではないでしょうか。

ですがそのような工夫を通して本当に緊張が0になった事はありましたか?

恐らく殆どの方が緊張を完全に無くす事は出来なかったのではないかと思います。

勿論、私も人生で就活に限らず様々な緊張する場面はありましたが、緊張を全くの0にする事は出来ませんでした。

なので私は次第にこう思うようになりました。

緊張する事はもうしょうがないから、完全に取り除くのは無理だな!

それから私は無理に緊張を克服するのではなく、緊張している自分を受け入れて、緊張を軽減させる為の行動を頑張るようにしましたね。

なので就活でも緊張を軽減させる為の工夫に注力しました。

このような経験から私は皆さんへ緊張は無理に克服する必要が無いとお伝えします。

注意点

自分は緊張していない」と自分の本心に反発すると余計に緊張してしまう

緊張してしまうのはもうしょうがない事です。

それでも「自分は緊張していないんだ!」と無理やり自分の気持ちに反発してしまうと、逆に緊張感が増してしまう可能性があります。

本音では緊張しているのに、「自分は緊張していないんだ…大丈夫なんだ…」と自分に問い続けると余計に緊張してしまう事は容易に想像出来ますよね。

なので緊張している自分を受け入れてください。

「自分は今緊張している。それはしょうがないから緊張しながらでも全力を出し切ろう」と考えた方が気持ちは楽になりますよ。

それではここから実際に私が就活生当時に実施した、緊張を軽減する為の4つの行動について紹介します。

簡単な内容から少し難しい内容までありますが、これら4つの行動を1つでも多く真似する事で間違いなく皆さんの面接での緊張が軽減出来るでしょう。

はたて
はたて

是非次回の面接練習や本番で試してみてくださいね!

準備している棒人形の絵

面接の緊張を軽減させる1番の方法はコレです。

就活においては企業分析や自己分析、質問対策等、様々な準備事項がありますよね。

それらを出来る限りやり切る事で、面接での緊張は軽減出来ます。

特に時間がかかるのは自己分析質問対策です。

自己分析は自分の過去を様々な視点から思い出す必要があります。

私も就活の為に自己分析を行いましたが、この思い出す行為が中々スムーズにいかないので時間がかかりましたね。

自己分析の内容はWordにメモしていたのですが、最終的に1万5千字を超えるA4用紙25枚程の文量になりました。

質問対策は想定質問と深掘質問を整理し、且つそれぞれの質問に対する回答を考える必要があるのでこちらも時間がかかります。

想定質問自体は一般的なリストが多くのWebサイトに掲載されているので情報を集めやすいのですが、深掘質問は自分の回答に対して面接官が深掘してくる為、一般的なリストがありません。

なので自分で面接官の立場に立ってどのような深掘をしてくるのか考えながら、質問事項を整理する必要がありました。

質問リストは最終的に100個近くになりましたね。

今回の記事とは別に自己分析の進め方と深掘質問の対策方法をまとめていますので、詳細を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。

経験と書かれたブロックを積んでいる人形

実戦経験の多さが緊張を軽減してくれます。

私は初めて面接に挑んだ時、過去に経験していない程めちゃくちゃ緊張していました。

この面接の結果が自分の今後数十年の人生に大きく影響してしまうと思っていたんですよね。

そんな超緊張状態ですから、勿論面接はボロボロで上手くいきませんでした。

予想通りの不合格です。

今振り返ってみても本当に受け答えが酷くて、自分でもなんで面接官の質問に対してこんな回答をしたのだろうかと不思議に思う程緊張していましたね。

ですがそこから面接練習や実戦経験を積み重ねる事によって、少しずつ緊張を軽減させる事が出来ました。

このような事から沢山の面接経験を積む事をお勧めします。

しかし実際は中々上手くいきませんよね。

特に面接の本番を経験する為にはES選考を通過する必要があるので、そう何度も挑戦出来る事ではありません。

キャリアセンターや友人にお願いして練習としての面接経験を積む事でも良いのですが、やはり面接本番の経験を沢山積めた方が効果的でしょう。

なので私は皆さんに、少しでも興味のある企業があれば選考に挑む事をお勧めします。

面接経験を積めるのは勿論の事、様々な企業の選考に参加する事で自分の視野を広げる事も出来ますよ。

面接本番の経験を沢山積む為の効率的な方法は就活エージェントを活用する事です。

面接本番の経験を沢山積む事を目的とした場合、エージェントの活用は非常に効果的ですよ!

エージェントの担当の方が次々に本選考の機会を用意してくれますからね。

そして私は最終的に、エージェント等の就活サービスを活用しながら大学3年3月迄に20回程の面接本番の経験を積む事が出来ました。

本命企業の面接が始まる前にここまで経験を積めた事は、私の就活が成功した大きな要因の1つだと思っています。

起承転結と書かれた黒板

面接官からの質問に対して回答する際に、回答内容の構成を明確にする事によって面接の緊張を軽減させようとしました。

この方法によって緊張を軽減出来ると思ったのは以下の理由があります。

構成を明確にする事で回答内容を考える負担を減らす事が出来る為

冒頭に紹介しました通り、面接で緊張する理由の1つとして「面接官からの質問に対して回答が出来るのか分からない」という事があります。

そのような緊張要因があるにもかかわらず、質問に対して0から回答内容を考えるのはかなり大変な事ではないかと私は思っていました。

何も対策していないと実際の本番で、回答内容が全く思いつかずにあたふたする事が起こりそうだからです。

そうならない為にも予め回答内容の大枠の構成を明確にしておけば、本番ではその構成に沿って細かい内容を考えれば良いだけなので、回答内容を考える負担が少しは減らせると思いました。

「回答内容の構成」と先程から何度も説明していますが、難しい事ではありません。

大体の質問に対しては以下のような構成で対応出来ます。

結論→理由→再結論

例えば「なぜ他の競合他社ではなく弊社を志望するのでしょうか?」という質問に対しても、この構成で回答出来ます。

  • 私が貴社を志望する理由は貴社が〇〇の分野に関する強みがあるからです。(結論)
  • その強みに注目するのは△△□□☆☆だからです。(理由)
  • 以上の理由から私は競合他社ではなく貴社を志望します。(再結論)

このように回答内容の構成を明確にしておく事で、どのような質問を聞かれても上記のような3ステップに沿って細かい内容を考えれば良いので、全くの0から考えるよりも回答が考えやすくなるでしょう。

これで今まで以上に安心して面接に挑む事が出来ます。

上記で説明した構成の考え方は論理的に話す際にも活用出来ます。

面接で論理的に話す方法については以下の記事に詳細をまとめていますので、是非こちらも読んでみてください。

ポイント

回答内容の構成を考える事は話が脱線しやすい人にも効果的

面接官からの質問に回答する際に、回答しているうちに話が脱線してしまって、質問とは関係無い回答になってしまう方にも構成を考える意識は有効です。

最初は質問に対する回答を話していたのに、そのうち「アレも話さなきゃ、コレも話さなきゃ」と思いついた事を話して、最終的にどんな質問だったか忘れてしまうなんて事はありませんか?

この悩みに関しても回答内容の構成を考える意識を持つ事で解決します。

構成を考える事で回答する上で余計な内容や優先度の低い内容は除外出来るので、本当に回答すべき内容だけを整理する事が出来ますよ。

緊張の軽減だけでなく、色々な場面で役に立つ意識なので是非真似してみてください。

余裕のある態度を示す人形

自信満々な人物を演じる事で自分の緊張を軽減させる事が出来ます。

例えば何かスポーツをしている人が新しい技に挑戦する際に、「自分には出来っこない」と思いながら挑戦するよりも、「自分は絶対に成功出来る」と思いながら挑戦する方が成功率が高そうなのは簡単に想像出来ますよね。

つまり成功出来る自分のイメージを演じる事で、実際の自分もそのイメージに近づく事が出来るという事です。

この考え方は就活においても役立ちます。

たとえ面接当日にめちゃくちゃ緊張していたとしても面接本番の数十分だけは「自信満々な自分」を演じる事で、実際に自分に対して自信をつける事が出来ますよ。

これは私が就活生当時によくやっていた方法で、実際に何もしないよりも感覚的ではありますが自信を持つ事が出来たので非常にお勧めします。

はたて
はたて

難しい事は考えず、見た目を演じるだけで出来る行動なので是非皆さんも1度真似してみてください。

ポイント

面接官には自信満々な姿を見せた方が良い

自信満々な自分を演じる事は緊張を軽減させる効果もありますが、加えて面接官への印象を良くする効果もあります。

私は就活の経験を通して、自分が緊張している雰囲気を面接官に悟られるのは避けたほうが良いと思いました。

例えば面接官からの質問に対して、ビクビク緊張しながら回答する人と、堂々と自信を持って回答する人とどちらの方が説得力を示す事が出来ると思いますか?

緊張しながらも一生懸命回答する姿勢で説得力を示す事が出来る場合もありますが、回答が同じ内容であれば堂々としている人の方が筋の通った意見を主張しているように見えるので説得力がありそうなイメージが持てますよね。

ちょっとした見た目だけで自分に対する面接官からの印象が変わるのなら、嘘でもいいので自信満々な自分を演じる事をお勧めします。
(回答内容に嘘の内容を混ぜるのはダメですよ!)

今回は緊張が原因で面接がボロボロになってしまう就活生に向けて、私が実際に行った緊張を軽減させる為の4つの行動を紹介しました。

改めて4つの行動を以下にまとめます。

まとめ
  1. 事前準備をやり切る
  2. 面接本番の経験を増やす
  3. 回答内容の構成を予め明確にする
  4. 余裕のある態度を面接官に示す

面接の緊張は完全に無くそうとするよりも、軽減させようとした方が間違いなくやりやすいですし、効果も確かに現れます。

「緊張をしながらでも全力を出す為にはどうすればいいのか」という視点で対策を考えて、今まで以上に自信を持って面接に挑めるようになるといいですね!